海洋散骨式

檀家さん、もしくは紹介のある方に限り
受付させていただいております。

はじめに

臨終を迎えると魂は霊前浄土に還り、お骨(身体)は自然に還る。自然に還す。というのが古来より私たちに受け継がれてきた仏教思想に基づいた心情であります。海洋散骨式はご遺骨を自然へと還す宗教行為でもあります。
住職が船舶免許を持っておりますので、業者さんに委託する形ではなく、お坊さんが船頭(導師)となり宗教儀式として執り行います。

散骨の形

個別散骨式(5名まで乗船できます)

完全予約制です。散骨式の一週間前までにお寺にお骨を持参してください。当日は本堂にて法要を執り行ってから乗船しても良いですし、直接、ハーバーに来ていただいても構いません。ご希望に添える形で執り行います。天候等の理由により延期する場合もあります。 所要時間は海域、天候にもよりますが概ね3時間~4時間程度です。

合同散骨式(乗船できません)

お骨をお寺に持参してください。7霊位ごとの散骨式を行います(出船日時は未定です)。出船までの間、お骨はお寺に安置させていただき、読経供養されます。 散骨式が終わりましたら散骨証明書をお送りします。

散骨の海域

大阪湾~関空~明石海峡大橋~淡路島洲本~神戸舞子の沖合、にて執り行います。
※旅行が好きだった方は関空の見えるところで散骨するなど、出来る限りご希望に添えるよう調整します。
※日本海での散骨も承っております。
お骨は自然に還します

お骨の取り扱いと供養について

妙昌寺では下記の3通りの方法で散骨供養を受け付けております。

パウダー化したお骨の全部を散骨する
パウダー化したお骨の全部を散骨する
いつでもお参りできるように、パウダー化したお骨の一部を菩提樹(ボダイジュ)の葉に包み慈母観音像の台座に納め、胴骨を散骨する。
いつでもお参りできるように、パウダー化したお骨の一部を菩提樹(ボダイジュ)の葉に包み 慈母観音像の台座に納め、胴骨を散骨する。※1
紫水晶(数珠)も一緒に散骨用袋に移します。
紫水晶(数珠)も一緒に散骨用袋に移します。
本骨(のど仏)をお寺の永代供養塔(納骨堂内の五輪塔)にて安置し、パウダー化した胴骨の一部を散骨する。
本骨(のど仏)をお寺の永代供養塔(納骨堂内の五輪塔)にて安置し、パウダー化した胴骨の一部を散骨する。※2
一周忌等々の追善供養が続けられる環境を整えておかれることをお勧めします。お骨を自然に還すことと故人を供養することと混同しないようにしましょう。
※1菩提樹:お釈迦さまは菩提樹の下で悟りを開かれました。その菩提樹の葉でお骨を包むことで、御魂は本土に還り、霊山にて安住していただけるものと存じます。
※2冥加料が必要になりますが、散骨費用は不要です(個別散骨式を除く)

海洋散骨式以降の供養について

お寺では10月初旬に、眼前の武庫川河川敷にて『海洋供養祭』を執り行います。
海洋散骨式にて妙昌寺とご縁を持たれた方で、ご希望の方には「年中行事のご案内」をお送りさせていただきます。 一周忌、三回忌等の年忌法要や、お盆の施餓鬼供養など、ご希望の際はご相談ください。

費用

檀家さん、もしくは紹介のある方に限り
受付させていただいております。

合同散骨式

志納料 一霊につき 8万円
(乗船できません)

個別散骨式

志納料 二霊まで 30万円
(5名まで乗船できます)

※志納料は前納となります。郵便振替にて入金してください。振替手数料はご負担願います。
※キャンセルの場合はお骨、費用の返却はできませんので熟慮の上、お申込みください。詳しくはお問い合わせください。

妙昌寺で永代納骨されている場合
妙昌寺に永代納骨されている方で海洋散骨をご希望の方は、分骨して海洋散骨いたします。
費用は不要です(個別散骨式を除く)。お寺までご相談ください。
お電話でのご相談

06-6416-6973

※個別散骨式をご希望の方は日程を調整いたします。埋火葬許可証、死亡診断書、施主様の住民票の各コピー一通と委任状を提出いただきます。

ご遺骨のお預かり

ご予約の上、お寺へご持参ください。上記必要書類を忘れずにご持参ください。